株式会社ナツメパッキング、シール印刷

2014年03月17日

ラベルに関する情報

ラベル(Label)とは?
ラベルの材料
ラベル製造のおおまかな流れ

版下
抜き型
印刷
ラミネート加工
裏スリット加工
仕上がり

ラベルとは?

裏面にのり(粘着剤)の付いた紙(タック紙)やフィルムに、文字等の印刷を施したもので、注意を促したり、意匠を高めたりする目的で使われます。

ステッカーやシールの事です。

ラベルの材料

ラベルは、基材、のり、印刷面を保護するラミネート、のりを保護するセパレータから構成されています。
のり引きされた基材に、セパレータが付いた状態の材料に印刷を施し、必要ならラミネート加工等を行い、製品に仕上げます。
 材料は、通常ロール状になっているため、材料に無駄が出ず、連続して印刷することができます。よって、非常に効率がよく、大量生産が可能です。

ラベル製造のおおまかな流れ

  1. 文字やマーク等の図案を作成します。
  2. それを基に、版・型を作成します。
  3. 印刷した後、型により指定された形状・大きさに打ち抜きます。

金属または樹脂製の版です。金属は耐久性に優れますが、若干コストがかかります。樹脂製は金属製に比べれば耐久性が落ちますが、コスト面で優れています。小ロットや単発のものでしたら、樹脂製をおすすめします。

版下

版を作るために使用します。パソコンのグラフィックデータ等から直接作成することも出来ます。

抜き型

金属の刃を指定の形状に加工した型です。印刷後、抜き型を使って指定の形状・大きさに打ち抜きます。丸や四角だけでなく、より複雑な形状に仕上げることも出来ます。

印刷

ラベルの印刷(シール印刷)も、通常の印刷と同じで、平圧、オフセットがあり、多色刷りが可能です。
特殊な色の場合、インクを調合して作り出すことも可能です。
文字だけでなく、図形やマークも印刷可能です。
油性インクを使用するため、フィルムなどの撥水性の高い材料も使えます。耐水性、耐油性が求められる場合、後述する ラミネート加工により、印刷面を保護することでこれらの性能を得ることが可能です。水はもちろん、ガソリン、シンナー等にも耐性があります。(車のエンジンルーム等での使用可)

ラミネート加工

印刷面を保護するために、透明な薄いフィルムを貼る事を「ラミネート加工」と言います。
これにより、印刷面の耐久性が向上します。また、材料によっては、金属のような光沢を出したり、逆にマット仕上げ(つや消し)にすることもできます。

裏スリット加工

ラベル裏面ののりに付いている保護紙を「セパレータ」といいます。このセパレータにスリット(切れ目)を入れて、はがしやすくする加工です。作業効率が上がりますので、製造業のライン等で使用されると、効果的です。

仕上がり

一枚カット、ロール状、n枚ごとのシート状など。

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